Googleマップに投稿できるローカルガイドのメリットとデメリット

2018-10-14

旅行先などでGoogleマップを使って検索すると「クチコミを登録してください」などのメッセージが表示された経験はありませんか?それはGoogleのローカルガイドのシステムの1つです。

ローカルガイドとは

ローカルガイドについて公式サイトの説明は以下です。

ローカルガイドは、Google マップでクチコミを投稿したり、写真を共有したり、質問に回答したり、場所の追加や編集を行ったり、情報を確認したりするユーザーの世界的なコミュニティです。旅行の目的地、レストランやショップ、アウトドア施設やテーマパークなどを選ぶときに、多くのユーザーがローカルガイドのクチコミ情報を参考にしています。
ローカルガイドヘルプより引用

たとえばEプレゼンスをパソコンを使ってGoogleマップで検索すると以下のように表示されます。場所のピンの他に登録されていれば場所に関する情報が左に表示されます。

ここに掲載されている情報はビジネスのオーナーのみが編集できるのではなく、写真の追加や口コミをローカルガイドのみなさんが追加できるようになります。

ローカルガイドができること

ローカルガイドの登録料は無料です。登録すると以下が可能となります。

  1. 評価とクチコミ
  2. 写真の追加
  3. 場所の追加
  4. 質問に答える
  5. 事実を確認する
  6. ポイントをもらう

すでにローカルガイドとして登録してあり、そのGoogleアカウントにログインしている状態であれば、GoogleマップやGoogle検索の検索結果の画面から、即クチコミや写真を追加することができます。

情報を投稿すると「投稿した写真が人気を博しています」などのメールが届くようになり、投稿した情報がどのくらい閲覧されているのかわかります。

ローカルガイドになるメリット

1 ポイントがたまる

ローカルガイドになるメリットの1つがポイントが溜まること。「さまざまな特典や Google のベータ版機能などを利用できるようになります。」のだそうです。以前はGoogleドライブの容量が増えるなど魅力あふれる特典があり話題になったのですが、現在はどんな特典があるのか不明瞭になってしまいましたね。

2 社会貢献になる

もう1つのポイントが社会貢献。毎日の生活の中で正確な営業時間やユーザーのクチコミは貴重な情報源です。あなたの良質なクチコミはきっと誰かの役に立つはずです。

ローカルガイドになるデメリット・注意点

ローカルガイドになることによってデメリットもあります。

1 個人情報の公開

ローカルガイドになると、クチコミや写真を投稿した施設の一覧が公開されてしまいます。どんな場所に訪れたことがあるのか、断片的ですが閲覧できてしまいます。

また、ローカルガイドの登録に使ったGoogleアカウントの設定によっては本名で投稿されてしまうので注意が必要です。ローカルガイドになるのであれば、ローカルガイド用にニックネームでGoogleアカウントを取得すべきだという意見もあるようです。

2 悪意や非常識な投稿はしない

嘘の情報やそのビジネスとは関係のない質問を書き込むなど一部のローカルガイドの投稿が問題になっています。悪意や非常識な投稿はビジネスオーナーだけでなく、ユーザーにとっても迷惑行為となります。良質で常識ある投稿をしてください。

ローカルガイドになる方法

Googleアカウントを既に持っていれば、ローカルガイドになるのは簡単です。

1)Googleマップ(PCでもスマホでも可能)で表示されたビジネス情報に初めて投稿する際に、ローカルガイドへの登録が促されますので画面の指示に従って登録することができます。

2)以下のローカルガイド公式ページから登録する
https://www.google.com/intl/ja/local/guides/

ローカルガイドとは

まとめ

Googleマップに表示されている情報がローカルガイドの投稿によるものだと知らずに閲覧していたり、じぶんがローカルガイドに登録されてしまっていることに気づいていない方もいるローカルガイド。

どんなサービスなのかを知り、上手に付き合たいものですね。

カテゴリー:技術ブログ

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