皆さんこんにちは!インターン生の紗羅です。この記事ではEプレゼンスの川北代表が三重大学で起業について講義をさせていただき、参加させていただいたのでその内容と雰囲気をお伝えしていきます。
テーマは「多様性の時代と起業という働き方」~誰もが、自分らしく生きるために~ です。
三重大生は対面での参加でしたが、私と中国の留学生はオンラインでの参加となりました。
まず、「あなたは何のために生きていますか」という質問で始まりました。「んなもん分らんがや」と独り言をいえるのはオンラインの良いところですよね。
人生の目的は人それぞれだと思いますが、最終的には「自分を幸せにすること」に帰着するのではないでしょうか。では、自分を幸せにするためにどんなことをすればいいのかヒントを探すのがこの講習の目的でした。
コロナで見えてきた「チャンス」
4人グループに分かれて自己紹介をする時間が与えられ、私は中国の学生と同じグループになりました。彼らは三重大学への留学が決まってもコロナで日本へ渡ることができないため、自国でオンライン留学をしているのだそうです。せっかく日本で学べる機会を得たのに来れないのは非常に残念なことです。
コロナ渦で環境が変わり、先行きが見えない人も多いと思います。でもコロナこそが自分を変えるチャンスだといいます。例えば、コロナによって起こった周りの変化や浮き彫りになった課題、そこにビジネスチャンスはあるのだそうです。
しかし一概にビジネスチャンスといっても全ての人が上手く起業できるとは限りませんよね。大事なのは何よりも「自分を知ること」だそうです。
「パーソナルブランディング」という言葉を聞いたことがありますか?
パーソナルブランディングとは、自分にしかできないものを探し、単なる知名度ではなく「他の人ではなく、あなた」と指名されて選ばれることを可能にするために自己をブランド化するということです。
人生100年時代に突入し、人生設計も大きく変わっていくでしょう。そんな中、ダイバーシティが推奨され、個人の個性を出す必要性が出てきます。自分はどんな人間なのか、何ができるのか、どんな欲求があるのかを知ることによって、変わりゆく人生のあり方に上手く順応できるのではないでしょうか。
自分とは何か?自分を知るためのツール
感性論哲学というものがあります。感性とは命から湧きあがる欲求・欲望・興味・関心・好奇心です。自分の「天分(生まれつきの性質)」を見つけることが、現代社会ではとても大事なのだそうです。
特に印象に残ったのは、選択理論心理学についてです。選択理論とは、すべての行動は自らの選択であると考える心理学です。選択理論には、生存の欲求、愛・所属の欲求、力の欲求、自由の欲求、楽しみの欲求からなる5つの基本的欲求があると考えられています。
しかし、この5つのうち欲求が強いかは人それぞれ。自分の欲求を知ることで、より自分の目標が明確になるといいます。
今回の講義では、その欲求を知るためのチェックリストが配られ、各々記入することができました。チェックした合計点が一番多い欲求が自分が一番求めているものなのだそうです。
私はこんな風でした。突出した欲求が無いですね。
これからの日本は人口の減少やAIの発達により、人それぞれ個性を伸ばし、色々な分野での専門性を高めていく必要があると考えられています。そのためにも本当の自分を知り、自分の能力を伸ばしましょう!
最後に
起業や多様な働き方について経済的な部分、現実的な部分、心理的観点から追求していてとてもよかったです。自分を含め、コロナ渦で目まぐるしく変化する日常に困惑している学生も多いと思います。意欲があっても、コロナのルールの変化や戦争による経済的な影響で落胆してしまうので、初めから挑戦することに消極的になってしまっているように感じます。そこで企業のあり方やノウハウを通じて「あなたはあなたらしく」「自分を見つめなおす」機会が与えられてよかったと思います。
とってもいい経験になりました!