最近、やっとピンボケしていない写真を撮れるようになったんです!(涙)
実は私、カメラについては「超」がつくほど苦手。パソコンやスマホのように直感的に使えない機械類は、どこをどうしたらいいのかさっぱり・・・。そんな私でも、やっと人並みに一眼レフカメラを使えるようになりました。これからの季節、運動会や行楽シーズンは撮影チャンスがいっぱいです! カメラに抵抗を感じている方や、今年一眼レフデビューでーす、という方に、ぜひとも読んでいただきたいと思っています。こんなヒトでも写せるのねー、と勇気を持っていただけるはずです。
楽天スーパーセールで一眼レフカメラを最安値でゲットしておきながら、買っただけでなんだか満足してしまい、開封もせずに箱ごとほったらかしにしてあった私。川北代表の講演を撮影することになったことをきっかけに、購入から半年後ついに開封しました。
しかし説明書の厚み(約1.5cm)を見て読む気が失せてしまい、電源スイッチとシャッターの場所だけしか知らないという状態で、取材に臨みました。
その時、撮影した写真がコチラ・・・
撮った写真はどれもペットボトルが主人公になってしまい、使いものにならないものばかりが。。。こ、これでは絶対に川北代表に怒られる(または笑いものにされる!!)と焦りました。どうしたらあの分厚い説明書を読まずに一眼レフカメラを使えるようになるか考えました。(そんなことを考えるより、説明書を読め、なんですが)
そこで思いついたのは、カメラのウマイ人に聞いてみることでした。
そういえば妹が高校時代に写真部だったことを思い出したので、失敗した写真を見せて、何をどうすればちゃんと写せるの? と聞いてみることにしました。
オートフォーカスでも、ピントの位置だけは確認しなきゃ
「ピントの位置が全部違ってるね・・・。お姉ちゃんさ、どういうタイミングでシャッター押してるの?」
「んー?”ピピッ”っていう音がしたらシャッター押してるよー。オートフォーカスだからピントはカメラが勝手に合わせてくれるでしょ?」
「その、”ピピッ”ていう音がしたときにファインダーの中で赤く光るところを確認してる?そこがピントの位置だよ!どこにピントが合ってるのか見てからシャッター押してる?」
「えー、そんなこと知らんかったー。」
「説明書、読みなよ!」
「それから、暗い!暗かったらピントは合わないよ。フラッシュは?」
「あ、フラッシュの入れ方ね、分かんなかったの。」
「ええー! ここ! このカミナリマークのボタンだって! お姉ちゃん、パソコンは使えるのになんでカメラはダメダメなのよ。簡単なのにー!」
(そういう妹はパソコンが使えない)
「暗くてもさー、あとでフォトショップで修正しちゃえばいいかなーって思ったのよ。」
「ええ?! カメラに仕事させなよ。修正なんてウソっぽいことはやめてよ。・・・ところでさ、そのフォトショップって、二の腕を細くしたりできるんだよね?」
(妹は森三中体型)
脱!変顔コレクター
普段とはかけ離れた表情になっていたりするのはなぜなんでしょう。いや、本人は変顔をしてたわけではありません。5枚撮影すると、3枚は変顔なんです。(これはこれで、川北社長的には面白がられそうなのですが)
次は、会社の広報として写真撮影を担当していた友人に聞いてみました。写真教室に通い、機材も揃えている本格派。イキイキした表情の彼女の子ども達の写真を撮って、私によく見せてくれます。
「うーん、うちの写真も変顔になるときもあるよ。」
「でも、ゆっちゃんの子ども達、すごく動いてるのに、あんなにいい表情のところで撮れるなんてすごいね。ポーズを取ってるわけじゃないのに。」
「あれは、動いているところをずーっと連写してるの。5枚連写したら1枚はちゃんとしたものが撮れるよ。」
「連写!! そう使うのか! ところで、連写って、どのボタン押すの?」
「はい、チーズ」とポーズを撮って撮影するよりも、動いている人物を連写したほうが顔の表情や体の動きが自然でイキイキしています。最近のファッション雑誌では、モデルさんが歩いたり手を振ったりして動いているところを、カメラマンさんが撮影するスタイル多いそうです。
そして、私の場合は、連写したほうが変顔や失敗を恐れず撮影できそうです。
「それから、1回の撮影で何枚くらい撮った?」
「えっと・・・5、6枚かな。」
「そりゃ少なすぎるよ。写真の上手な人は1回の撮影で4、50枚くらい撮ってて、その中からベストショットを選ぶんだよ。」
「ええ!そんなに撮るの?!」
「そうだよ。私が職場で写真撮っていた時は、撮影から帰って来たあとの写真選別のほうに手間がかかってたな。3時間はかけて選んでた。」
連写と、たくさん撮影した中から選ぶことが大切なんですね。
いい表情が出てくるまでひたすら待つ。シャッターチャンスを焦らない
知り合いのエステティシャンさんが私の写真を撮ってくださったことがありました。きれいにメイクをしてあったということもありますが、自分でも自分とは思えないほどのいい表情で、びっくりしました。その時使っていらっしゃったカメラが、私と同じメーカーの一眼レフだったことを思い出し、同じメーカーのカメラなら同じように撮れるんじゃないかと思い、コツを聞かせてもらいました。
「お顔の筋肉が動く瞬間にシャッターを切るんです。」
「えっと・・・えっと・・・、それは・・・どうやったら・・・?」
お仕事柄、顔の筋肉のことを熟知しているからこそできることですね。すごい! でもこれは、同じメーカーのカメラだから私もできるということではなさそう・・・。
「素人でもそのタイミングが分かる方法はないでしょうか。」
「そうですね、撮影する前にその方のお顔の表情や、笑った時のお顔をよく見ておいたらいいかなと思います。そうすれば、笑顔になるぞ、という瞬間が分かると思います。」
「なるほどー、その人の笑顔をあらかじめチェックしておくわけですね。」
「それから、私はその方とお話ししながら撮影するようにしていますね。リラックスしてきて、いいお顔になってくるんです。こちらが焦ってしまうと、その方も緊張してしまいますしね。」
「シャッターチャンスを焦らないっていうことですね!」
「そうですね。面白い話をしたり、お肌のことを褒めたりして、その方の一番いい表情が出てくるのを待っている感じです。」
女性としては褒められたら嬉しくなっちゃいますもんね。私の場合、川北代表を撮影することが今のところ一番多いのですが、あの方の場合私が褒めたりしたら、何かあったんじゃないかと懐疑心しか持たないと思うのですが・・・。
一眼レフ初心者のための簡単テクニックまとめ
- 暗いときはフラッシュが必須
- シャッターを半押しした状態で、ピントを合わせたい位置とファインダーのピントの位置が揃っているかを確認する
- 動いているものを撮影するときは、連写モードを使う
- 1回の撮影で、できる限り数多く撮る
- 人物を撮影するときは、笑顔の花が咲くまで気長に待つ
オートフォーカスを変えず難しい専門技術を使うことなく、写真撮影の腕を上げることを模索した3か月でした。同じようにお困りの一眼レフ初心者の皆さんのお役に立てれば幸いです!