今回は、文章を書くのが苦手な人に向けたSEOライティングのお話です。
補足説明)SEOとはSearch Engine Optimizationの略。検索結果でWebサイトがより多くアクセスされるために行う一連の取り組みのことです。
「どんな文章を書いたら良いのかわかりません。」
「文章を書くのは昔から苦手なのです。」
こんな言葉をよくお聞きします。誰しも得意不得意があるものですので、苦手な文章を書く作業がおっくうなのは仕方がないよね、と思っています。
しか~し、ホームページを活用し効果を体感するには記事が多い方が有利であることは、真実。そこで、文章を書くことが苦手な方向けのSEOライティングのコツを3つに絞ってご紹介します。
ポイント1 「結」を決めてから書く
「文章を起承転結で書きましょう。」
これが文章校正の基礎であることは間違いないのですが、文章が苦手な人にとっては「起承転結」で文章をまとめることが難しいはずです。
そこで、「起承転結」の「結」を決めることに絞って文章を書いてみましょう!
例えば、お花見に出かけたことを記事にするのであれば、今年の桜の咲き具合はどんな様子で、自分は何を感じたのか伝えるといったことが結果となります。
最初に文章で伝えたい「結」を決めてから、「結」を伝えるために必要な文章を書いてみましょう。大まかな書く予定の内容を箇条書きで書き出してから、文章にするのもおススメです。
ポイント2 2語のキーワードをタイトルに入れよう
タイトルにはYahoo!やGoogleで検索するときに使いそうな単語(キーワード)を2つ以上含めるようにしましょう。
どんな言葉でこの情報を求めている人は検索するのだろう?
どんな言葉で検索する人の役に立てる情報だろうか?
と想像することが大切な作業となります。
どんな言葉で検索するかなんて、わからない!という方は記事に書く「結果」に含まれる単語で検索し、Googleであれば検索結果の下に表示される「関連する検索キーワード」が参考になるかもしれません。
例えば花見に行ったことを記事にするのであれば「花見」というタイトルにするのではなく、「〇〇公園」「2018年」というキーワードを使い「2018年も〇〇公園の花見はにぎわっていました」といったタイトルにします。
キーワードの具体的例として以下のような言葉もよく使われていますので参考にしてください。
名称:商品名、地名、施設名、店名など
悩み系:壊れた、混雑、困る、できない、~とは、
願い系:直す、おいしい、安い、早い、解決、やり方、方法、きれい
日時:2018年、昭和、〇月〇日
ポイント3 本文にもキーワードを入れよう
キーワードはタイトルだけではなく、本文にも入れてください。
※「結」とキーワードを考えてから文章を書こうとすると自然と本文にもキーワードが入るはず。
検索エンジンロボットは常にサイトを巡回して、データを収集しています。ロボットの立場から考えてみたとき、タイトルだけに「〇〇公園」と記載してある文章よりも、本文にも「〇〇公園」という言葉が入力されている方が「〇〇公園」というキーワードで検索した人にとって役立つ情報が掲載されていそうだと思いませんか?
だからといって、不自然なほど過剰にキーワードを使う必要はありません。むろん、文字数は少ないのにあるキーワードが過剰なまでに出てくるページは悪質なサイトだと判断されかねません。
SEO対策として文字数稼ぎのためにダラダラとした文章を書くのではなく、伝えたい情報を伝えるために必要な文章を書くよう心がけてください。
ブログ記事を読む誰かのことを意識するだけで、文章は変わってくるはずです。
まとめ
今回は、文章を書くことがとても苦手な方向けということで、極限までにやるべきことを絞りこんだSEOライティング術をお伝えしましたが、いかがでしたでしょうか?
SEOを成功させるために必要なことはたった1つ。
「ユーザーの「意図」を満足させるコンテンツ」です。
困っている人、知りたい人に欲しい情報を届けることを目指してプロもアマチュアも日々切磋琢磨しています。最初から完璧な人はどこにもおらず、これを書いている私自身も修行中の身です。
「文章が苦手だから」と書く行為を避けるのではなく、「だれでも最初は初心者だ!」と前向きな気持ちで進んでいけば必ず文章力はアップします。
この文章がSEOライティングの最初の一歩になりますように。