婚活秘話をぶっちゃけ!?
こんにちは。このコラム担当ディレクターの辛口Yです。
私、いまは結婚して2児をもつ平凡な主婦ですが、若いころは「結婚なんて人生の墓場!!都会で仕事も遊びもできるキャリアウーマンになる!」と野心まんまんの、鼻息荒い女子でした。
そして、30歳過ぎてやっと自分に「結婚願望」があることに気付くものの、すでに時遅し。周りに独身男性がおらず、「これはいかん!」と焦り出すという始末。
なので私はネットやらパーティやら、やたらと必死に婚活して、やっと34歳で結婚しました。
ネット上のイメージと、実物がちがう・・・
さてさて、今回のテーマは私の過去の“ぶっちゃけ”話ではありません。
ネット見合いの経験者として実感したことをお伝えしたかったからです。それは、「ネットで得られる情報と、実際に自分で見て感じる情報はだいぶ違う(ことが多い)」ということです。
婚活中、男性のネットで話した時の印象と、実際に会った時の印象が違うことが、多かったんですよね。
饒舌な人が、すごく寡黙だったり・・・
優秀そうに見えた人が、とても中味のない人だったり・・・
丁寧な印象を受けたけど、じつは騙すことしか考えていなかったり・・・
人格も違うんじゃない?と思わせられるくらいに。
そう、ネットでは幾らでも現実とは違う自分を「演じられる」のです!
これを読んでくださっている方にも似たようなご経験があるかもしれません。
「ネットで見て期待して行ったのに、実際はガッカリだった・・・」とか、
「ネットの口コミ情報はすごく一面的で、実際は違った・・・」とか。
しかし、そんな「ガッカリ」に終わるのはお互いに残念なこと。
ネット上の“イメージ”が、“確信に変わった!”となる方が絶対にいいはずです。
ネット上の“イメージ”が“確信”に変わった瞬間
弊社のお客様に、(有)杢承という昔ながらの伝統工法による、大工が建てる木造住宅にこだわった工務店さんがあります。
(有)杢承ホームページ(https://tekizami.com/)
キャッチコピー
~子どもの時代には、もうこんな家は建てられないかもしれない~
~杢承の家は普通の大工の家とはちがいます~
~三重で古民家風・手刻みといえば杢承~
~日本人の心が悦ぶ家づくり~
これを見ただけでどんなイメージを持ったでしょうか?
私は初めて見たとき、何となく「腕のある大工さんがいるのかな?」とか「古き良き時代の家づくりを大事にしているのかな?」という漠然としたイメージだけ持ったのを覚えています。
でも、「伝統工法」とか「手刻み」とか言われても、その当時の私は入社したばかりで工務店の知識も乏しく、いまいちピンときませんでした。
そんな時、杢承さんが築100年の古民家をリフォームするという工事現場に立ち会う機会を頂きました。
100年の時を経た家屋の骨組みは痩せてしまったり、シロアリにやられてしまっていたり、ところどころ致命的に痛んでいました。
それらを大工さんたちは一つ一つ、ノミとカンナを使ってジグソーパズルのピースをはめるみたいに補修していたのです。
大工さんたちの職人仕事を目の当たりにして、初めて「これはすごい!」と。
感動さえしたものです。
はじめ私の中の杢承さんは「腕のある大工さんがいるのかな?」「古き良き時代の家づくりを大事にしているのかな?」程度の“イメージ”でした。
それが、実際に目で見ることによって「たしかな技術と古民家への“愛”に支えられた工務店」という“確信”に変わりました。
それは「イメージ」と「現実の姿」が“カチリ”と音を立てて合致した瞬間でもありました。
「思っていた通り!」が“感動”をよぶ
ホームページやブログ、SNSをされている方の中には、
「何だか読者の喜びそうな自分(会社)を演じてしまっている・・・」
「本当の自分(会社)は違うのに、うまく本当の姿を伝えられない・・・」
「そんな自分に疲れてきた・・・」
等など、お心当たりはありませんか?
ホームページやブログだけで本質を説明しつくすことはできません。
ですが、なるべく本来の姿に近いイメージを持たせて上げられると、実際に会った時、「あ、思っていた通り。信頼できるな」という“感動”になるんですね。
できればネットで伝えたい情報とは、「ネットの顔」と「現実の顔」が相互に不足した情報を補完しあい、イメージ形成を強固にする関係が理想的・・・と思わせられる出来事でした。