夏休みは働く母にとっては、修行の期間です。
我が家の子どもは大きくなり、すでにそこからは解放されましたが
完全テレワークの弊社のスタッフたちは、いろいろ工夫しながら働いています。
家に子どもたちがいる状態で、自宅でテレワークで働く。
自分ひとりの部屋がない場合、子どもたちが横にいるわけですから、子どもが小さいと仕事に集中するのは、なかなか難しいですよね。
「子どもの友達が遊びにきて、仕事を中断して午後からにします」
「今日は子どもを外に連れて行くので、午後仕事をします」
そんな風に、チャットで報告があります。
※弊社は、各自がそれぞれの仕事の締切に合わせて、各自で働く時間を決めています。
子どもが家にいる状態で、仕事ができるのか?効率が悪くなるんじゃないか?という心配をされる方もいるようです。
確かに、効率は落ちると思います。
しかし、それ以上にメリットがあると思っています。
それは、子どもたちに母が働く姿を見せられるということです。
子どもたちが小さいうちは、「働いている」ということが、わからないかもしれません。
でも、子どもたちは確実に成長します。
先日、スタッフの子どもさんが久しぶりに事務所に来てくれました。
その女の子は、入社前から勉強会に同伴していたので、大きくなっていた姿にビックリでした。
私のことも覚えてくれているようで、素直に嬉しい。
また先週も、定例のオンラインでのスタッフミーティングで、別のスタッフの子どもさんも画面の向こう、母の後ろをウロウロする。
メンバーみんなが、その子に話しかける。
「宿題した?」
「何歳になった?」
子どもたちは、パソコン画面の向こうに何人も人がいて、その人たちと仕事の話をしている母をどんな風に見ているのか?見えていたのか?
大きくなったら聞いてみたいなぁと思っています。
GIGAスクール構想がスタートし、一人1台のタブレットを持ち帰ってきている地域もあるとのこと。
うちのスタッフたちは、パソコンの扱いに慣れていますが、慣れていない保護者の方々からは、戸惑いの声も聞こえてきます。
三重県も緊急事態宣言が出るとのこと。学校の始業式も延期になるとか?オンラインになるとか?いい面も悪い面もあろうかと思いますが、ITに強くなることは大事なことだと思っています。
そして、母たちがITに強くなることが、子どもたちの教育にいい影響を及ぼすはずです。
子育て中の母たちに、在宅で働いてもらうことで、小さい小さい会社ではありますが、子どもたちの未来のためにちょっとでも貢献出来たら嬉しいなぁと考えています。
冒頭のイラストは昨年発行予定だったMIEHAPI PAPER の表紙イラストです。コロナ禍で、発行を断念したので、こちらで使用しました。パラリンピックは開幕をしたようですが、三重県とこわか国体は中止となりそうです。
いろんな立場の人がいますので、何が正解なのか?は分かりません。しかし、選手の人たちが、この日のために頑張ってきているのは確か。そして、それを準備してきた人たちも大勢いるはずです。イラストは、ビジネスマンや職人さんがスポーツしている姿を表現しました。選手たち同様、今の厳しい時代を戦っているビジネスマン・ウーマンたちと共に、頑張っていきたいと思っています。