【2023年11月版】《超初心者向け》GmailをLINEに転送する3Step

2023-12-14

こんにちは!スタッフNです。
最近お問い合わせがグッと増えた「GmailをLINEに転送する方法」。たくさんの方にお試しいただきありがとうございます。
本当に普及率の高いLINE、インストールしている人はLINEを見ない日はないですね。LINE利用率83.7%:10~60代まで8~9割が利用している結果も!(出所:NTTドコモの社会科学系の研究所2023年一般向けモバイル動向調査)
いつも見るLINEにGmailが届いたら?メールの見落としが減り、仕事効率もアップ、レスポンスも上がります。
「メールはパソコンでしか見ない」「あっちもこっちも見て確認するのは大変」という方に、特におススメです!

もう一つの大人気記事特定のGmailだけを転送したい方は、下記からお試しください!

【注意!!】「LINE Notify」が2025年3月31日にサービスを終了するため、本記事の内容もそれ以降は利用できなくなります

目次
LINEをGmailに転送するのに必要なツール3つは、すぐに手に入ります!
設定はすべてパソコンで行います!
・レッツチャレンジ!

  ▶Step1「LINE Notify(ラインノティファイ)でトークンを取得」
  ▶Step2「Google Apps Script(GAS)でLINEへの転送設定」
  ▶Step3「トリガーの設定」
  ▶おまけ1「本文まで見たい!」
  ▶おまけ2「一次的に転送をストップ」
よくある質問
 

LINEをGmailに転送するのに必要なツール3つは、すぐに手に入ります!

  • LINE Notify(ラインノティファイ)
    Webサービスからの通知を、LINEで受信することが出来る便利なサービスです。
    LINEアカウントがあれば、使えます!
  • Gmailアカウント
    転送したい自分のGmailアカウント
  • Google Apps Script(GAS)
    Gmailアカウントにログインした状態で手順のURLをクリックするだけで使えます。

設定はすべてパソコンで行います!

大まかなステップは3つ!

  1. LINE Notifyにてアクセストークンを発行
  2. Google Apps Scriptの設定(Gmailのアカウントでログインします)
  3. トリガーの設定

初めて聞く名前ばかりかもしれませんが、手順を追ってやっていただくと意外と簡単にできます!

目標!

  • パソコンに慣れている人であれば30分~1時間
  • 慣れていない人でもゆっくり手順を追って頂ければ1時間半前後

「興味があるけどできるか不安」・「やってみたいけど、難しそうだからやってもらいたい」そんな方は弊社に下記よりお問合せください。有償にて承っております。

始める前にスマホでLINEを要確認!!
1)「LINE」の設定(歯車マーク)→「アカウント」で、「ログイン許可」をON!
 ※ONになっていない人は、ONにしてから手順をすすめてください。
2)LINEで「LINE Notify」をお友達登録
 お友達検索で「@linenotify」と検索してお友達追加してください!

レッツチャレンジ!

GmailをLINEに転送する設定!

Step1

ここからは、パソコンで操作してください!

LINE Notify(ラインノティファイ)でトークンを取得

1.LINE Notifyの公式サイトへアクセス

2.自分のLINEログイン情報で「LINE Notify」にログイン

3.名前のところから「マイページ」を開く

4.「アクセストークンの発行」(開発者向け)を開き、「トークンを発行する」をクリック

5.「トークン名」を決めて入力し、メールを転送したいトークルームを選択

※トークン名は、通知の際最初に表示されますので、わかりやすい名前がベストです!
例)Gmail転送、メール転送
※トークルームは、自分だけに送りたい場合は一番上に自動で表示される「1:1でLINE Notifyから通知を受け取る」を選択、それ以外のグループに投稿したい場合はグループを選択する。

6.発行するをクリックし、発行されたトークンを忘れずにコピーし、画面を閉じる。

さて!ここからStep2

Google Apps Script(GAS)でLINEへの転送設定

1.Google Apps Scriptの公式ページにアクセスし、「Start Scripting(スクリプトを開始する)」をクリック

※LINEに転送したいGmailのアカウントでログインしていることを確認ください。

2.「新しいプロジェクト」をクリック

3.下記のコードを削除する

function myFunction() {
}

4.下記のコードをコピーし、削除したところに貼り付け

※1行目の”xxxxxxxxxxxxxx”に、先ほどLINE Notifyで取得した「トークン」を入力してください

注意)トークン前後の「”」等が全角になってしまう場合があります。半角になっていることを確認して、保存してください。

var lineToken = "xxxxxxxxxxxxxx"; //LINE notify token
var get_interval = 5; //●分前~現在の新着メールを取得 #--トリガーの時間間隔をこれに合わせる


function send_line(Me){
 var payload = {'message' :   Me};
 var options ={
   "method"  : "post",
   "payload" : payload,
   "headers" : {"Authorization" : "Bearer "+ lineToken}  
 };
 UrlFetchApp.fetch("https://notify-api.line.me/api/notify", options);
}


function fetchContactMail() {
 //取得間隔
 var now_time= Math.floor(new Date().getTime() / 1000) ;//現在時刻を変換
 var time_term = now_time - ((60 * get_interval) + 3); //秒にして+3秒しておく
 
 //検索条件指定
 var strTerms = '(is:unread after:'+ time_term + ')';
 
 //取得
 var myThreads = GmailApp.search(strTerms);
 var myMsgs = GmailApp.getMessagesForThreads(myThreads);
 var valMsgs = [];
 for(var i = 0; i < myMsgs.length;i++){
  valMsgs[i] = " " + (myMsgs[i].slice(-1)[0].getDate().getMonth()+1) + "/"+ myMsgs[i].slice(-1)[0].getDate().getDate()
  + " " + myMsgs[i].slice(-1)[0].getDate().getHours() + ":" + myMsgs[i].slice(-1)[0].getDate().getMinutes()
  + "\n[from]" + myMsgs[i].slice(-1)[0].getFrom()
  + "\n\n[subject]" + myMsgs[i].slice(-1)[0].getSubject();
 }

 return valMsgs;
}

function main() {
 new_Me = fetchContactMail()
 if(new_Me.length > 0){
   for(var i = new_Me.length-1; i >= 0; i--){
     send_line(new_Me[i])
   }
 }
}

5.プロジェクト名を書き換え、保存

6.アクセス権の設定「send_line」→「main」を選択し、「実行」をクリック

7.「権限を確認」をクリック

8.連携したいGoogleアカウントを選択

9.「詳細」をクリック後、転送に***移動と書いてある箇所をクリック

10.連携したアカウントであることを確認し、「許可」をクリック

以上でStep2が完了しました!

まず、ここで正常に動作するか確認しましょう。

  1. テストメールをGmailに送信する
  2. Google Apps Script(GAS)のエディター・コード画面内で「▷実行」をクリック
  3.  LINEにGmailに届いたメールが転送されていれば成功

いよいよ自動化!Step3

トリガーの設定

現在の状態では、常にGoogle Apps Script(GAS)のエディター・コード画面内で「▷実行」を押さないと転送されないため、一定時間ごとに自動転送される設定を行います。

1.Step2で作成したGoogle Apps Script(GAS)プロジェクトの画面を開く

2.左の「メニュー」から「トリガー(目覚ましマーク)」をクリック

目覚ましマークにマウスオンするとでてきます。

3.右下の「トリガーを追加」をクリック

4.下記内容で内容でトリガーを設定

  • 実行する関数:main
  • 実行するデプロイ:Head
  • イベントのソース:時間主導型
  • 時間ベースのトリガーのタイプ:分ベースのタイマー
  • 時間の間隔:※コード2行目で設定した分を選択(今回の場合は5分でコードを書いているので、5分を選択)

5.最後に少し下にスクロールをして「保存」をクリック

お疲れ様でした!3Step完了です!再度、テスト送信を!

【おまけ1】本文まで見たい!

今回の設定は、Gmailの件名までを通知する形ですが、本文も見たい!という方は、コードを1行追加してください。※下記画像を参考に33行目に追加してください。
(追加しているコード: + “\n\n[Message]\n”+ myMsgs[i].slice(-1)[0].getPlainBody();)

※32行目、行の一番最後の ; は削除ください!(補足追記:2020/07/05)

【おまけ2】一次的に転送をストップする

ここまでできた方で、一旦ストップさせたい!という方は、トリガーを削除してください。

よくある質問

Q1
ちゃんとソースをコピーしたはずなのに、うまく動作しない
A1
コピーの際、「”」等が全角になってしまう場合があります。半角になっていることを確認してください。

Q2
GmailとLINEに届いたGmailの時刻が違う。どうしたらよいですか
A2
Google Apps Script(GAS)の画面で下記が設定されているかご確認ください。
1.GASのプロジェクト開き、「プロジェクトの設定」をクリック
2.「appsscript.json」マニフェスト ファイルをエディタで表示するにチェックを入れる
・ファイル画面に戻ると『appsscript.json』が表示されます
3.appsscript.jsonを開きtimeZomeが Aを Asia/Tokyo になっているか確認
⇒なっていない場合は、変更をし保存

上手く動かなかった方は、Zoomにてフォロー(有償)させていただきます。
※お問い合わせよりメール2往復までは無料です。3回目より有償とさせていただきます。
「こんなことはできるの?」というご相談もお気軽にお寄せください。


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